展示場所 展示場所
作家名 作家名
木本 一之 山中 洋明
プロフィール等 プロフィール等
1989
武蔵野美術大学卒業 卒業制作で優秀賞
1991~95
渡欧留学(ドイツ・スイス・チェコ)
1993・94
第12、13回チェコ国際鍛鉄会議 連続特選
1994
第1回ポーランド国際鍛鉄展 大賞
1996
東京芸術大学特別集中講義講師
2000
第4回国際鍛鉄・金属デザインコンベンション(独)招待出品
2004
第10回エネルギア美術賞
2008
「建築がみる夢・石山修武」展(世田谷美術館)石山修武との協働作品出品
2008
NHK新日曜美術館(鬼才・石山修武「建築がみる夢」)出演
2012 第51回日本現代工芸美術展 審査員

2006
広島市立大学芸術学部美術学科彫刻専攻卒業
2008
広島市立大学大学院芸術学研究科博士前期課程 彫刻専攻修了
2011
広島市立大学大学院芸術学研究科博士後期課程 総合造形芸術専攻修了

現在 
清水ヶ丘高等学校非常勤講師
呉青山中学・高等学校非常勤講師
広島市立基町高等学校非常勤講師
広島市立大学協力研究員
公益社団法人 二科会彫刻部会友
(2006~毎年出品、2006『特選』、2009『会友推挙』、2012『会友賞』)

作品名 作品名
桃源郷 羅漢錬拳-確立-
作品
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作品
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コンセプト コンセプト
はるか時空を超えた彼の地まで、果てしなくつながる一本の道。その先に広がる牧歌的ともいえる理想郷に思いを馳せて制作いたしました。
実際にも回る水車は自給自足、つまり自然と人間社会との共生の象徴として作品の中に織り込みました。
本作で試みたことは『日本人の肚(はら)の強さ』の表現です。モチーフとしたのは武術の一修行者であり、修行を通じて身心を鍛えることで肚が据わり、自己を確立した様子を制作しました。日本には人間の中心を位置する「肚」に関する用語が古から多くあるように、「精神的研鑽を積んだ内的自己が宿る場所※」として「肚」の存在を大切にしていた文化があります。しかし現在その文化が失われつつあるように思えてなりません。そのため「日本人の精神的強さの根元」を見直したくて、我国に古くから根付いている「武術」の姿態を通じて「肚を据えた日本人の強さ」の表現を試みました。
※馬場典子著 『「腹が立つ」の動機付けに関する一考察』より

 

展示場所 展示場所
C D
作家名 作家名
オスカ・ワイティング 村中 保彦
作品名 作品名
Mountainside 呉の華
プロフィール等 プロフィール等
イギリスのロンドン出身。
エプソム芸術大学でグラフィックデザインを専攻。
1997年に卒業後、ロンドンのウエストエンドで30以上のミュージカルの舞台芸術に携わる。
その後、「lSSEY MIYAKE LONDON」のウインドーデザイン、ディスプレイ、DMなどのグラフィックデザインを手がける。
2004年に来日。現在、呉市海岸通りで英会話教室「OSCATOWN」を運営。
毎週土曜は子供たちが英語環境でアートをする「ART CLUB」も主催している。
1982年
東京藝術大学大学院美術研究科鋳金専攻修了
1996年
荒川リバーアートコンテスト優秀賞受賞
(99年は特賞受賞)
1997年
大分アジア彫刻展入選 長野市・水とみどりの彫刻コンペ入選
1998年
神戸須磨離宮公園現代彫刻展 埼玉県立近代美術館賞・神戸市民賞受賞
1999年
しまなみ海道彫刻コンクール奨励賞受賞
第16回現代日本彫刻展 山口県立美術館賞受賞
2000年
桜の森彫刻コンクール受賞
(01年も準賞 02年は優秀賞受賞)
2002年
山口県芸術文化振興奨励賞受賞
2009年
UBEビエンナーレ’09(第23回現代日本彫刻展)山口県立美術館賞受賞
2011年
第38回長野市野外彫刻賞受賞
作品
作品
コンセプト コンセプト
今回のプロジェクトのお話をいただいた時、「道」というテーマで1番に頭に浮かんだのが、僕が初めて来日し、呉に来た時に強く印象に残った、呉を囲む山々の山腹にバランスをとりながら建っているような家々と、山腹にはりつくように通っているクネクネ道でした。
これらは、ロンドンでは見ることができない光景です。僕がセカンドホームである呉を想う時、目に浮かぶのはこの光景なのです。
三月、まちかどアートワークスの作品設置場所を探しに呉の町を訪れました。街中の公園を歩いていると、3本の木が正三角形の配置で立っている空間をみて、この場所の空気に特別なものを感じました。この木に大きな花を咲かせたい。平和の華を咲かせたい。そんな想いが形になりました。

 

展示場所 展示場所
E F
作家名 作家名
牧平 博 牧平 博
プロフィール等 プロフィール等

山ロ県立岩国工業高校卒。
以来、鉄工職人として45年間、物創り一筋。
近年は鉄のサビの風合いを生かした作品創りを手掛けている。

【最近の主な作品展】
2012年
「アートのある古民家展」(岩国市)
2014年
「ちんゆいそだてぐさ」(奈良県大和郡山市)
2014年
「Imagine creative world in Iwakuni」

同左
作品名 作品名
The Shadow to the future(未来への影) Danger(デンジャー)
作品
作品
コンセプト コンセプト
3~4歳の純真で無邪気な子供をイメージし、足元から続く影は、子供から大人へ成長する自分自身を表現しています。
優しく思いやりのある「人」への成長をイメージして製作しました。
薄い鉄板を主に使用。
経年のサビを生かし、ハンマートーンなどで柔らかな雰囲気とより深い味わいを出しています。
長年の鉄工職人としての経験とノウハウを作品に取り入れてみました。手は指1本1本を鉄の棒や板を叩いて曲げたりして成形。溶接後研磨仕上げをしています。
古くからある鋳造工法のように鋳型などには一切頼らない、オリジナルな製作表現方法です。ですから同じものは二度と作れないという欠点もあります。
長い間放置されたドラム缶。その上部から流れ出る危険な液体とともに右手が何かを指さす。
※現代社会における環境汚染への警鐘メッセージ

 

展示場所 展示場所
G H
作家名 作家名
福島 俊を 福島 俊を
プロフィール等 プロフィール等
1951年
広島市生まれ
1992年
第2回公募「広島の美術」(広島市現代美術館)
1998年
第5回公募「広島の美術」(広島市現代美術館)
1999年
インスタレーション「彼岸と此岸」(広島県立美術館)
2003年~
実験工房トライ展
2006年
第4回廿日市景観づくり大賞(宮島・ぎゃらりい宮郷)
2006年
東広島現代美術プログラム「安芸津DNA展」
2008年 2010年
広島市街づくりデザイン賞受賞
2009年
東広島現代美術プログラム「志和堀DNA展」
2012年
東広島現代美術プログラム「宇山DNA展」
2014年
しまのわ2014宮島しまあかりアートプロデュース
2015年
ひろしま3都、道めぐりアートプロデュース
同左
作品名 作品名
蘖(ひこばえ) 道の記憶
作品
作品
コンセプト コンセプト
道端の切り株に 腰掛けて休んでたら その切り株から小さな芽が立ち上がっていた。それが蘖である。木はそうして次の世代へ繋いでいく、人間もまた同じく次の世代へと継承していかなければならない。そして大事なのは平和な世の中を、素晴らしい地球を手渡さなければいけないことだ。 昔々、人々が同じところを歩いて移動することによって地面が踏み固められ、形跡がはっきり出来てくる。
これが「「道」の始まりであろう。しかし今は人がまず「道」を造りその後で人はその「道」を歩き始めるのである。」いずれにしても「道」は人々の生活を社会を繋ぐ重要な役割であることは間違いない。

 

展示場所 展示場所
I J
作家名 作家名
岡本 友紀 桑田 覚
プロフィール等 プロフィール等
1995年 証券会社の営業から、鍛冶の世界へ。故師匠の元で10年間修行し、独立。
博多駅つばめの杜広場一人掛け椅子制作/基町クレドpaceraエントランス他多数制作/トリンプ世相ブラ「維新ブラ」制作/JFEスチール(株)西日本製鉄所 新社屋モニュメント制作
2007年
金津創作の森美術館 アカリイマージュ展
2009年
「広島文化10選」/FRANCE、paris
2010年
クラフトフェアまつもと
NHKグランジュテ/BS-TBS女子才彩/フジテレビ キレイのタネ/にじいろジーン他多数出演
資生堂エリクシールシュペリエルCM/サントリー「金麦」出演
1949年
広島市生まれ
1991年
個展「鉄の捧げしもの」Vo1.Vo2
(ヤマハリビングレディ)
1999年
個展「鉄離」(HAP)
2004年
「医療と美術」(広島大学付属病院)
2008年
「鉄で造る、桑田覚/村中保彦展」
(廿日市美術ギャラリー)
2009年
「志和堀DNA展」(東広島市)
2011年
個展「花と人」(広島そごう)
2013年
聖公会栄光幼稚園gate制作(江波)
2014年
個展「鉄のささげもの」
(天満屋美術画廊、八丁堀アルパーク店)
湯来大森八幡神社かがり火鉄器制作
作品名 作品名
呉ガール
作品
作品
コンセプト コンセプト
成長 男性的な「大和ミュージアム」 そこに紅一点を加えることによって、際立つものを感じることができるのではないか。
呉という軍港に颯爽と活動する女性の姿を表現しています。

 

展示場所 展示場所
K L
作家名 作家名
的場 由樹 野路 育子
プロフィール等 プロフィール等
山県郡千代田町に生まれる
2000年
広島市立大学デザイン・工芸科卒業
2001年
韓国国際工芸ビエンナーレ 銅賞受賞
2002年
広島市立大学大学院造形計画専攻卒業
2003年
広島の美術 入選
2006年
結婚 的場由樹として活動
現在、三次市三和町に在住
地元でグループ展、個展を続ける

1980年
広島生まれ
2004年
第82回二科展 出品
(以後毎年出品/広島支部展含む)
2009年
広島市立大学大学院博士後期課程 修了
博士号(芸術)取得

現在
社団法人二科会 彫刻部 会友

作品名 作品名
Mother’s tree #4
連理の樹
過ぎ行く季節に
作品
作品

コンセプト コンセプト

みんなちがって みんないい
金子みすずさんの詩「わたしと小鳥とすずと」より
一つの母体から
木のように伸びてまた新たな形を生み出す
それぞれ母体の形のDNAを受け継ぎながら
それぞれに違った形になる
どんな形であっても
温かく見守っている
母の木
そしてまた繋がっていく

理の樹
「‥・天に在りては願わくは比翼の鳥となり
地に在りては顧わくは連理の枝と為らんと‥・」
(中国の詩人、白居易(はくきょい)の
『長恨歌(ちょうごんか)の中の一節。
玄宗皇帝と楊貴妃が誓い合った有名な言葉)
比翼の鳥とは、二羽一体になって飛ぶという想像の鳥
連理の枝とは、別々の木の枝や幹が連なって
木目の相通じたもの
それは二つで一つのもの
…離れることのない愛を誓う言葉

この作品は結婚直前に制作した
生まれ背負ってきた名前に「樹」という字がある
偶然にも主人の名前にも「樹」があった
「比翼の鳥、連理の枝」を主人が口にした時
いつか「連理の樹」という作品を作りたいと患っていた

「樹」という字は植物の総称
年輪を重ねて大木になる「樹」を
「家族」の成り立ちとイメージを重ね
一つでは不安定な二つの形が
お互いに支えあうことによって
一つの「樹」として自立し
そこから始まっていく様子をかたちにした

「連理の枝」ではなく 枝や葉を繁らせる「樹」
…つまり「家族」
年輪をイメージして中心を軸とし 広がっていく
「家族」の理想を一つにして二つの形が一つのものを作っていく
人間 完壁な人などいないと思っている
だからこそお互いが 家族としての絆を軸に
ささえあって作っていくもの
さあ これから どんな「樹」 にしていこうかね

技法的には金属(銅)の板を高温でなまし、金槌などで叩いて形成する「鍛金」を応用することで制作しています。そして、鍛金を軸としながらも金属板という素材の質感を像のコスチュームに残し、溶接やエッチングによってつくり出したテクスチャーを装飾的な要素として取り入れました。
 とどまることのない季節の巡りに佇む姿を、穏やかさの中に揺るがない内面性を持った形として表現したいと思い、制作した作品です。
 また、この作品は2009年に室内展示用に制作したものですが、この度、私自身としては初めての野外展示に挑戦する機会をいただき、改めて発表いたしました。これまで私は室外に設置をしたことはありません。しかしながら本来、多少の腐食はあるにしても金属は野外での展示に耐える素材です。今回の展覧会では、それを実際に経験することによって、今後の彫刻制作に生かしていきたいと考えています。

 

展示場所 展示場所
M N
作家名 作家名
マーク・ジョーンズ 桜田 知文
プロフィール等 プロフィール等
  1960年
広島市生まれ
1986年
東京藝術大学大学院修了
1989年
第3回現代九州彫刻展
1993年
洞爺村国際彫刻ビエンナーレ 作品買上
1995年
第34回日本現代工芸美術展 現代工芸大賞
1997年
さかいでArtグランプリ’97 秀作賞
2004年
第43回日本現代工芸美術展 本会員賞
2005年
尾道市小中学校芸術祭トロフィー制作
2010年
東尾道彫刻公園に作品設置
2012年
日展 特選
作品名 作品名
- 瀬戸内の景
作品
作品
-
コンセプト コンセプト
- 多島美の瀬戸内
夕凪の中をゆったりと船が行き交っている
そんな風景を金属を使って表現した

 

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